初練習でした。

さあ、今年最初の練習です。
昼下がりの豊洲にぞくぞくとフランス音楽(愛好)家が集まってきます。
打楽器もつぎつぎと搬入されてきます。
今日は打楽器奏者、全員集結です。
弦楽器もエキストラさんがほとんど揃った状態です。
オラ、ワクワクすっぞ~(声:野沢雅子さん)

まずは2曲のアリアから練習開始。
福田さんは今日はシャガールの絵から飛び出してきたような素敵な出で立ちで、
いつもながら魅惑のボイスを聴かせてくれました。
2曲ともコッラ・パルテの部分が多くて、合わせるのに、
とにかく指揮と耳とで神経集中。
鐘の歌にグロッケンが入るとぐっとエキゾチックなムードが高まりますね~

続いてル・シッドは一気にスペインの世界。
元打楽器奏者でもある右近先生から、
ティンパニの音色まで細かい指示が入りました。
ローマの謝肉祭でも、スネアの入りの大きさやタンブリンの音量まで、
右近先生のするどい指示があり。
数少ない打楽器練習の中で大きい成果が出たように思えます。
一緒に音をあわせて思うのは、打楽器本当に大事ですね。
打楽器のしまりのあるリズムで曲に命を吹き込むような
大きな意味を持つことを実感しました。

しかし、古典的スタイルでシンプルに聴こえるグノーが一番の難物かもしれません。
4楽章。音符の細かさにどうしても皆、力が入りテンポも急いでしまい、
leggieroの感じを出すのが難しい。右近先生のゲキが飛びます。
「Allegro assaiじゃなくてleggiero assaiだから!」
もっともっと楽譜に慣れて、弾いている自分も軽やかな気持ちになれれば。
次回までの宿題ですね。

次回もゼッテー観てくれよな!(声:野沢雅子さん)

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
あっという間に三が日も終わりですね。
皆さん、お正月は満喫しましたか?
初詣に行ったり、テレビで駅伝観たり、初売りで大量購入したり。
ご実家や旅先でのんびりされたという方も多いのではないでしょうか。

僕はというは正月早々、発熱、胃腸炎で寝込んでしまい
お正月料理どころか、ポカリスエット1、2杯しか飲めない状態でした・・・
皆さん、風邪やウイルス感染症にはぜひお気を付けください。

さてOFJは1/6から練習開始です。
ソリストも入ってのアリアあり、
そして初の打楽器も登場もあり
で盛りだくさんの練習プログラムです。

ル・シッドに打楽器入ると一気に盛り上がるでしょうね~
右近先生もノリノリで指揮される(というか踊り出す)のが想像されます
1/6は、豊洲は情熱のスペイン音楽で気温が1、2度上昇することでしょう!

福田さんの魅惑の歌声もまた楽しみです。
憂うようなラクメと天真爛漫なオリンピアとで対照的な2曲。
どちらもそれぞれでコロラトゥーラソプラノの魅力が詰まっている、
伴奏を弾いていても楽しい曲です。

OFJってどんなオーケストラだろうって興味のある方、
1/6はまたとないチャンスですのでぜひ見学にいらしてください~