3月16日本番 デビュー

なおです。実家からブログってます。
今日のなおは、ジィジョ読んで、髪切りに行って、カレー作って、甲子園見て、です。
カレーはなお自慢の牛すじカレー。
なおのカレー美味しいのよ!と、両親に振る舞います。
お替わりは?え。お腹いっぱい…。…おかしいな、目から汗が…。

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さて、本番のブログ。お待たせ!
我々の演奏がコンサートの会場後〜開演前の、
観客が続々入ってきてちょっとした頃に、
前座もしくは(ロビーじゃないけど)ロビコン、みたいな感じで
さっそうと登場して、さっと撤収!みたいな出番。
だからか、みんなそんなにド緊張するわけでもなく、
ほのぼの、舞台裏で写真なんか撮ったりして。
しかしクープランの墓をやるのも最後か…なんて思ったり…
…でも、我々フランス音楽専門オケだから!
クープランの墓くらい、次は100人くらいの団員でやってやる!
(倍管にしないと、聴こえないかなあ笑)

今日の服装は、男女共に黒黒の肩だし禁止。
なおは、普段は色々出してナンボの格好が売りなのですが
今日は黒のシャツに黒のパンツ。
一部に「あれ!今日はどうしたの!」
ってザワザワされましたが、なおだってTPOあるんですうー。

そんな感じで裏でワサワサやってましたが、
時間が来てついになおのオルケストルフランセのデビュー!
ちょうど、観客が一番入ってくる時間帯だったので、
ザワザワしてましたが、右近先生自ら観客に団体紹介。

そして、始まりましたクープランの墓!!
Yくんの素敵なソロは指のミス一つなく最初から最後まで。
静かとは言えない会場の雰囲気が良かったのか、
みんな変に硬くなることなく、美しいラヴェルの世界!
なおのパイーンも悪くなかった!

しかしやっぱり最初の懸念通り、更に途中から入ってきた方々により
会場は若干ザワザワし出したので
右近先生が2楽章と3楽章の間でトークを挟むという機転。
先生、こういうのうまい。パフォーマーだと思う。

少し落ち着いた会場で、素敵な3楽章へ。
なお、今まで2楽章が好きだったんだけど
今日、本番の演奏ででいきなり3楽章が好きになった!
なんて綺麗なの。恐るべし、ラヴェルの魅力。
噛めば噛むほど昆布のよーに、どころか、
噛んだら噛んだだけ、いろんな味がするのね。
そして、OFJってすごい!みんなすごい!なおもすごい!
本当にみんな、好きなんだなあ。音楽に愛情が溢れすぎて酔いそう。
本当に美しかった。きれいかった。
みんな一つに融合した感じ。なおも漏れてないよ多分!
そして、それを引き出す、ウコン先生の力!
ウコンの力じゃないよ!右近先生の力だよ!

終わってからも、しばらくポヤーンとしていました。
なんか、終わった!とかお疲れ!とかじゃなくて余韻がすごい。
よかった!OFJ立ち上げて、みんなと出会えて、よかった!

先生が打ち上げの席で、講評として言っていましたが、
周りのプロさんたちや、合唱の方々の評判がすごく良かったらしいです。
上手くてビックリしたって。すごくラヴェルな音がしてたって!
この半年間、ラヴェルの一曲だけにひたすら向き合ってきた、
成果がここにあったんじゃないかって言ってました。
すごいぞ、うちらー!

でも更に四月からは、曲が増えて、
毎回面白い発見があるんだろうな、って考えただけでドキドキしちゃう。
このメンバーで、作れるって考えただけで、もうヤバイぞ。
先生、四月からもよろしくお願いしますー!

打ち上げ編に続く

3/16本番 リハ編

なおです!今日は神戸に出張してます。
昨日は、駅から徒歩4分の某ホテルに泊まりましたが
なお、スーパー方向音痴なので、朝、駅に行くのに
40分かかった挙げ句、全然違う駅についたよ!
着いて、良かった!!
地元ちゃうん?って意見は却下。なお、大阪。
ちなみにフランセは、関西率は低めで、九州率は高め。

さて、3月16日は本番だったよ!
ついに……我々のデビューがキタコレ。
なおの事だからこの日までにクープラン飽きた……って、
言いそうだと思ってたけど、毎回いろんな発見があって、
オォッ!とか、なんと!って言ってばかりだった気がする。

そんな本番、朝からなおはやっぱり電車に乗り間違えたりして
六本木方面に行ったりしつつも、華麗に軌道修正し
なんとか新宿へ。なお、新宿文化センター初めて!

現地ではみんなまだ入れずで、ポケーと待ってましたが、
そのうち、リハーサル室へ通され、直前リハ。
ついに、トラ含め出席率100%で合わせられた!!当然か。

今回の演奏会にトラさんは、6~7人くらい?かな。
弦にちょこちょこ&ハープに加え、ラッパも実はトラさん。
(フランスモノのラッパって、難しいよね……。
ラヴェルのピアコンが吹けるラッパは、果たして見つかるだろうか)
大きな編成と言えるわけじゃないけど
でも、結成仕立ての5人からすごくオケの形になってて、
隣のT氏と「立派にオケだよね。こんなに増えたのね」と
しみじみしてました。

リハの方はというと、誰かが調子悪いとかもなく、
今まで淡々と練習してきたのがそのままできているという感じ。

そして、約20分の舞台合わせへ。
ここでなんとホルンが、バイオリン、クラに近い舞台左側から
チェロ、ファゴットに近い舞台右側へ大移動。
異動先は、今までとは聴こえ方が全然違うかったですが、
反面よいところも多く、しかしなお的には
「ゲシュトップのパイーンが下手くそなのがバレる!」
と、ちょっと内心修羅場。

本番編へ、続く
20140316リハ